ソーラー大家です。
屋根以外にソーラーパネルを設置する場合に必要となるのが架台と呼ばれる構造物です。地面から何mから何mの高さに設置するのか、どのような種類の架台にするのかはその後の運用にも関わってくるだけに、ソーラーパネルとパワコンの次に重要な部材となります。
野地にソーラーパネルを置くための架台には大きく下記の3種類があります。
・鉄骨架台
・アルミ架台
・単管架台
鉄骨架台とアルミ架台は整形地等の平地向きです。見た目もいいです。
それに対して斜面等現地に合わせて設置が可能なのが単管架台です。最終的に、ソーラー大家が選択したのは単管による架台です。まず単管というのは足場等に使われている普及品のため部材が安いです。
おおよその架台にかかるコストは10kWの場合で工事費を除いて
・鉄骨架台 50万円前後
・アルミ架台 60万円前後
・単管架台 40万円前後
といった具合かと思います。
当初架台とソーラーパネルの設置についても自分一人で行うつもりでした。しかし、48枚のパネルを荷下ろし地から斜面上の設置予定地まで私一人で運んだところで心が折れました。1枚約20kg×48枚なので約1トン程度なので、たいしたことないだろうと侮っていました。
セメント、砂、砂利等であれば25kg程度の袋を一人でもつのはたいしたことないですが、パネルは大きいため一人で安全に運ぶのはなかなか大変でした。そこで架台建設とパネル設置は単管等が慣れた業者に依頼することにしました。この業者さんはソーラーパネルを扱うのははじめてということだったので架台の建設方法、パネルの設置方法については立ち会った上で全て指示しましたが、大変お世話になりました。
結果的に架台設置にかかった工事費は20万円程度でしたのでソーラー大家としては依頼して正解だったと考えています。支持柱という電線を敷地に引く時に立てる電柱も立ててもらいました。
架台とパネルの設置は、2人以上の人手があり時間をかければ個人のDIYでも可能ですので、ここは時間とお金との兼ね合いではないかと思います。