オムロンのAICOTと新JET認証について

オムロンのAICOTと新JET認証についてソーラー大家の不労所得への道ソーラー大家です。

 

日本のパワコンメーカーの筆頭といえばオムロンですが、なかなか人気も高く手に入りづらいことでも有名です。

オムロン社は小口の取引は行っていないため、海外パネルとの組み合わせ用に手に入れられたとしてもバルクで(10年保証等の)保証なしになるのではないかと思います。もしオムロンのパワコンについて海外パネルと共に使用した場合の保証の有無についてご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄から教えてください。

 

オムロンの新型のパワコンにはAICOTという新しい技術が使われています。

オムロンAICOT

http://www.omron.co.jp/green-automation/product/kp/aicot/

 

これまでのパワコンでは、パワコンの並列運転可能台数には要注意に書いたとおり並列運転可能台数というものが存在し、連係協議において技術確認が必要でこれに時間がかかりました。

 

この点、オムロンのAICOT搭載パワコンでは新技術により事前の試験データが不要になりました。また、トランスを超えて単独運転を検出することができるようになったため設置台数の制限についての問題も解消しました。

このようにオムロンのAICOT技術はとても画期的な技術です。この技術は公開されており、新JETの規格になった程です。

 

この関係で、昨年8月に公表された新JET認証において、移行期間を経た後に今後発売するパワコンについてはこのAICOTと同様の技術を搭載することが必須となりました。

このため、今年以降にオムロン社以外から発売される新型のパワコンについてはオムロン製と同様の機能が搭載されることが予定されております。

ソーラー大家も新JET対応の新型パワコンは年内には入手可能になるとはメーカーから聞いておりますが、具体的な日程はまだわかりません。

 

今は移行期ですので、各社のパワコンが新型パワコンに切り替わるまではオムロン社のAICOT搭載パワコンとそれ以外のパワコンには技術的に違いがありますのでご注意ください。

ただ、ソーラー大家が第1号に使用したパワコンは三菱製ですし、違いがあるといっても電力会社との連係協議にしか影響しない箇所です。

 

また、パワコンの最も重要な機能である変換効率はオムロン社も94〜95%と一般的なパワコンと差異はありません。オムロン社のパワコンは現在かなり品薄となっていますので、もし今年度の42円に間に合わせたいと考えている方は無理にオムロン製にこだわらない方が選択肢が広がってよろしいかと思います。



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