1.土地取得にかかるリスク

1.土地取得にかかるリスクソーラー大家の不労所得への道land

10kW以上のソーラー発電にある5つのリスクの続きです。

 

事業用のソーラー発電所にかかるリスクの一つ目は「1.土地取得にかかるリスク」です。

 

まず第一段階でここのハードルは大きいかと思います。遊休地を既に自分もしくは家族が保有している場合には、ハードルが一つなくなります。

自分もしくは家族が土地を有していない場合には、新たに資金を支出して入手する必要があり、大きなリスクとなります。

 

ではどれくらいの土地を探さないといけないでしょうか?10kW程度であれば100平米弱(30坪程度)もあれば十分に置けますが、日陰等を考えると境界ギリギリに置くわけにはいかないので、多少余裕を持った広さが必要です。

ソーラー大家としては最低限、49kWで200−300坪ぐらいは必要だと思っています。土地取得費は税金の申告上経費にはならないため、あまりお金をかけることはできません。また、高い土地を手に入れると固定資産税も高いため不利になります。

 

ソーラー大家としては、価格としては、だいたい坪5千円前後で探すようにしています。坪5千円だと、200坪で100万円ですし、300坪なら150万円となります。もちろん場所によっては坪1千円の土地もあれば坪1万円の土地もありますので様々です。日照条件や交通の便等ご自分の都合に合わせて探すことになるかと思います。

 

農地転用を行うことができればより安く手に入れることができますが時間がよりかかるため、ソーラー発電所の建設のような時間との勝負の場合には悩ましいところかと思います、時間がかかることもリスクの一つですので。

 

で、土地をどのように探すかですが、地道に探します、それこそヤフー不動産とかも定期的にチェックしています。

ここらへんのノウハウはソーラー大家よりも一般の不動産投資関係の本の方が詳しいかと思います。

 

ちなみに山林は安いですが第1号ソーラー発電所建設までの道のり(伐採)で書いたように非常に手間とコストがかかります。ソーラー大家のように自分で伐採することもできますが、命のリスクを伴うためあまりオススメしません。

ちなみに樹木といっても10メートル以下や数メートルはある程度簡単に切り倒せますので、これぐらいは伐採関係の本を熟読した上で安全管理に気をつければDIYで何とかなるかと思います。

伐採では、チェンソーの使い方を写真入りで解説してある「林業現場人 道具と技 Vol.1〜No.5」を読みましたが、大変わかりやすのでおススメです。他にも伐採関係は大型本屋にある本は全て目を通しました。

林業現場人 道具と技 Vol.1

ソーラー大家自身20メートルの樹を3本自分で倒しましたが、思い通りの方向に安全に倒すのは本当に大変でした。20−30メートルの樹(大木ではありません、田舎では普通の大きさ)については業者に任せた方がいいと思いますが、当然伐採と処分のコストがかかりますので注意が必要です。

次に、「2.想定外のコストと完成しないリスク」について書きたいと思います。



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