ソーラー大家です。
太陽光関連で社債がデフォルトしたことがニュースになっている上海超日太陽能科技ですが、なんと昨年中国工信部が公表した太陽光発電正規企業134社のリストに掲載されている会社でした。
中国工信部が公表した太陽光発電正規企業134社のリスト
リストNo.56 上海超日太阳能科技股份有限公司
(参考記事)
このリストに掲載されている134社は、中国の太陽光パネルメーカーの中では業績がよく今後も優遇が受けられる会社と言われております。そのような優遇される対象の会社がデフォルトというのは少し意外な印象を受けました。
今回のデフォルトは、昨年末にこの会社を含むリストを公表した中国工信部のメンツをつぶすことにもなるため、もしかしたら何か別の思惑によるものなのかもしれません。
今後は、134社のリストに掲載されている会社であっても十分に企業分析を行い、少なくとも直近3期の業績、債務比率、株価等は確認された方がよろしいかと思います。これは中国以外のどの国のメーカーについてもいえることです。
太陽光には多くのリスクがありますが、こと太陽光部材メーカーの倒産リスクについては、ある程度企業分析を行うことでどの程度のリスクがあるか判断できるかと思いますので、しっかりとメーカーの業績等についても事前に確認することをソーラー大家としてもお勧めします。
漢字だと分かりませんが、カタカナだとチャオリソーラーになります。
2年位前に、実績を作りたいのでどうですか?という話が有りました。これが良かったのかどうか、話は自然に消えてしまいました。
余り聞いたことのない中国メーカーの場合、保証は有っても無いものと考えた方がいいです。その分、値段が安くて割り切るということが必要だと思います。