ソーラー大家です。
最近中国の太陽光関係でいろいろと動きがあります。
500社あると言われる太陽光関連企業ですが、このままでは多くが倒産・廃業してしまうという危機感から大規模な再編を行うことを中国政府は考えているようです。
この一環として中国工業・信息化部(工信部)は太陽電池製造業規範条件を発表した上で、この規範に合致する134社を開示しました。
開示された規範(中国語)
規範に合致する134社のリスト
このリストに入っていない企業は当該規範に合致しないため、今後融資や輸出戻し税などの優遇策を受けれなくなるため相当不利になるとのことです(参照:日本新華夏株式会社の該当記事)。
有名な企業でもこのリストに掲載されなかった企業があるのは、主に2012年において経営不振により工場の生産を停止しており一定の生産数量に達しなかったこともしくは生産するパネルの変換効率が所定の値に届かなかったためと思われます。
かなり大手でも入っていない会社があるため、もし中国大陸製の太陽光パネルの利用を考えられる場合にはこのリストに入っているか確認された方がよろしいかと思います。
基本的にはこのリストの企業を中心に太陽光業界の再編が行われるだろうと中国系のメディアではいわれております。
<2013年12月追加>
12月23日の日経新聞でもようやくこの件が上海発のニュース?として取り上げられていましたので中国で134社が選定されたことをご存知の方も増えてきたかと思います。
多くの方は、一部の抜粋された情報ではなく134社のリストの中身(自分が関わっている会社が含まれているか)が知りたいかと思いますので、ぜひ上のリストを参考にしてくださればと思います。