ソーラー大家です。
これまで扱っていたのは台湾製の大手メーカーのパネルと国内メーカーの10年保証有りのパワコンの組み合わせのみでしたが、現在中国メーカーを選定しており、中国大陸製のパネルについても取り扱うことを検討しております。
中国大陸製パネルについても国内メーカーの10年保証有りのパワコンと組み合わせ可能です。
なお、中国大陸製パネルの品質はピンキリであり、メーカーの大部分は5年後には存在していないと思われます。このため、メーカーの中でも品質がよく、かつ仮にメーカーに何か問題があった場合にも中国国外の大手の保険会社の保険によりカバーされるソーラーパネルを選定し、輸入できるように準備しております。
こちらについて固まりましたら改めてご紹介させて頂きますが、価格的には現在扱っている品質の高い台湾製よりはお求めやすい価格となりますが、品質が悪く保険が実質的にない中国大陸製パネルよりはある程度価格は高くなるというラインになるかと思います。
ソーラー大家的な品質のイメージとしては、
日本メーカー日本製 > 日本メーカー海外生産製 ≒ 日本メーカー等のOEM生産を行う台湾・韓国メーカー > 中国大陸製メーカー(受注生産、保険有り) > 中国大陸製メーカー(在庫品、保険なしもしくは実質なし) ≒ 中国工場からのノーブランド出荷品(バルク品?)
ですが、これは10年、20年経った時に検証されるまでは本当のところはわからないのではと思います。
ちなみに、なぜこのようにソーラー大家が中国大陸製についてそれなりに懐疑的かというと、実は昔上海の日系のいわゆる大手総合商社で働いていたことがあり、その時に多くの日系の合弁メーカーの社長さんから中国大陸の商慣習、文化、品質でかなり苦しんでいるという生の声を聞いているからです。
ただ、既に売電単価が1割下がっており、輸入コストは円安により逆に20%も上がっているため、今後ソーラーを導入される方の選択肢を広げるという意味で慎重に検討しているわけです。
ソーラー大家はサラリーマン兼業であるためにお問い合わせのみでしか連絡取れない形を取っているにも関わらず、これまでに多数の方からお問い合わせを頂いております。
既に作成した見積書も数十件を超えており、そのうちのいくつかは現在進行形でお手伝いを行っております。
もし、価格面から現在も悩まれている方がいらっしゃいましたら、新たに取り扱い予定の中国大陸製のソーラーパネルもリスクを十分に検討した上でご検討いただければと思います。
パネル48枚とオムロンパワコンで検討しております。ご教授いただければと思いまして問い合わせて頂きました。
参考までにパネルの金額を教えてください
価格等についてはお問い合わせよりご連絡ください。中国大陸製パネルの場合には、品質上のトラブルや、将来の保証が受けられない可能性等多くのリスクについて十分にご認識、ご理解頂いた場合のみお手伝いさせていただきます。
私はこれまでSFのパネルのみ購入してきました。しかし国産パネルは国内需要が旺盛なせいか中々安くなりません。そこでそろそろ中国製も考えてみようと思っています。中国製といっても太陽光パネルの世界で、これがあればまず安心という独TUV RHEINLAND や米PLの認証を取っているのが普通でパネルの信頼性は普通だと思います。むしろ国産は日本のJETしか取得していないモノもあります。ただ問題は大家さんも書かれている通りそのメ-カ-が25年間存続しているかということだと思います。中国パネルメ-カ-はその多くが地方政府の後押しで成り立っており手を引かれると一気に破綻します。5年持てばいい、と言う位の割り切った考え方で導入すべきでしょう。
最近中国のパネルメーカーの社債が債務不履行になりました。今後このメーカーが生き残れるかどうかは分かりません。
こうなると、20年とか30年という保証が有ったとしても関係が無くなります。
そういったリスクを許容して検討をしましょう。割り切りと度胸が必要だと思います。