ソーラー大家です。
年度の途中ではありますが、ここのところ急激な円安のため、大変申し訳ございませんが既に御見積書をご提示している分を含め2014年12月出荷分より太陽光パネルの価格を改定させていただきます。改定は太陽光パネル部分のみとなります。
大変申し訳ございませんが、太陽光パネル部分の価格改定の目安としては10%〜15%程度の値上げとなります。
なお、今後さらに円安が進行する場合には再度の価格変更を行う可能性があります。
既に差損となっておりますので過去にご提示した価格での提供は一切お受けできませんので、何卒ご理解の程よろしくお願いします。
大変残念ではありますが、今後も円安に伴う値上げ傾向が続くかと思います。
とうとう円安の影響が出てしまいましたね。円安も120円を目指しています。
売電価格が下がる中で、また逆風になります。
こういう状況だと、パネルの値下がりを待ってなどという目論見は通用しないことになろうかと思います。
昨年の時点でも既に資源エネルギー庁に報告されている設置コストは最も効率がよいとされる1000kW以上で反転上昇傾向にあることが公開されている資料から明らかでした。
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/report_003_01_00.pdf
P4【参考2】運転開始後の設備から報告されたシステム費用のデータ
前年まで参照していた1000kW以上で
平成24年10−12月期28.0万円から平成25年10−12月期30.5万円と2.5万円のコスト増
それにもかかわらず一部の未稼働のものを報告徴収の調査を実施し、未稼働分の設備のコストが下がっているので、全体として下がっているとしました。
また、初年度は高く年々下がる設備利用率の初年度のみのデータを取り、買取価格算定の前提となる設備利用率を変更しました。
このように設備利用率の数字を変更したり、全体の数値を使わずに恣意的な未稼働分のみの情報を抜粋することで今年度は無理矢理売電単価を下げました。
一次情報にあたれば、最も効率の良いとされる1000kW以上での設置コストは昨年から上昇傾向にあったことが明らかであるにもかかわらず、二次情報であるニュース媒体では太陽光のコストが下がるのを待つ業者が大勢いると書かれるのは何とも不思議な気がしてなりません。今後も円安や資材費、工賃の増加で上昇傾向が続くのではないかと思います。