ソーラー大家です。
来年以降の太陽光の買電価格はまだ確定していませんが、11月18日に開催された第10回総合資源エネルギー調査会基本政策分科会の資料に経済産業省の想定(仮定)する買取価格が記載されていました。
経済産業省の想定(仮定)する太陽光の買取価格(未確定 価格は税込)
2014年度 34円/kwh
2015年度 30円/kwh
2016年度以降 30円/kwh
(引用元:http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonseisaku/10th/10th-6.pdf)
2013年度の買い取り価格は税込で38円(37.8円) ですので、経済産業省は昨年と同様に一気に4円(1割強)も下げることを想定しているようです。
10%以上買取価格が下がるとかなり影響しますので、太陽光を考えられている方はお早めに動かれた方がよろしいかと思います。
ただ、逆に2016年度以降はさらに下げてくるかと思いましたが、経済産業省は30円で継続を想定されているのには少し驚きました。
さすがに20円程度だと自然エネルギーの伸びは完全にストップしてしまうでしょうから、経済産業省としては自然エネルギーは限定付きで進めたいけど、買取価格は下げたいというジレンマを抱えているのでしょう。
2014年3月半ばごろまでは2014年度の買取価格は確定しないかと思いますが、このように急激に下がる方向にあることは意識をしておいた方がよろしいかと思います。