太陽光発電所の稼動までの道のりは決して平坦ではない

太陽光発電所の稼動までの道のりは決して平坦ではないソーラー大家の不労所得への道ソーラー大家です。

 

今回ようやく第3号、第4号発電所が稼動しましたが、稼動までの道のりは決して平坦ではありませんでした。

 

土地を契約決済したのはいずれも昨年の3月、設備認定と電力会社のいずれにもすぐに申込をしましたが、昨年6月に連系までにそれぞれ18ヶ月と15ヶ月かかると電力会社から回答が来ました。

 

昨年6月には既に草刈りや土地の整地は行っており、架台や電気工事の手配もしていましたが、急遽無理を言ってストップしてもらいました。

 

このような状況でしたが、公庫の方と相談し融資の時期をできる限り後ろ倒ししてもらったり、メーカーにも当初予定していた出荷を遅らせてもらったりと多くの方々に大変助けられました。

 

ただ、当初輸入する予定の時期にはドル円のレートも104円でしたが、実際パネルを輸入した時には120円を超えるまでの円安となっており、また鋼管等の資材価格も高騰していました。

 

新聞等では、太陽光発電への投資についてすごく楽でリスクもなく簡単に儲けているかのように書かれたりします。しかし、実際は多くのリスクやトラブルを一づつ解決していってようやく売電開始することができる大変なプロジェクトです。

 

トラブルに全く出会わないという太陽光発電の投資家の方が少なく、多くの投資家の方々は大なり小なりのトラブルを乗り越えて太陽光発電事業を行っているかと思います。

 

もし、現在融資で困っていたり、トラブルに直面されている方がいましたら、それは貴方だけではなく多くの太陽光発電の投資家が直面することだと思いますので、なんとか解決して前に進んでいただきたいと思います。

 

今後ともソーラー大家を何卒宜しくお願いします。


3 comments for “太陽光発電所の稼動までの道のりは決して平坦ではない

  1. 蛇野
    2015年9月6日 at 6:21 AM

    分譲物件は高いです。
    いろいろなトラブルなどを考えると、妥当なのかもしれません。
    トラブルを自分で引き受ける覚悟が無いと、手出しできないと思います。

  2. 匿名希望
    2015年11月1日 at 6:14 PM

    私も色々ありました。今年設置予定の16Kwは既に認定取得済の50Kwの一部なのですが2月に東電と打ち合わせがあり申請が多いため多忙で検討が終わるのは6~7月と説明されていました。しかし実際に検討終了の連絡があったのは10月で今月11月にやっと着工という状態です。50Kwの一部は2013年に既に完成+連系しているため買い取り期間は2033年までと決まっており遅れた分約60万円を取り損ねました。一方パネル価格はこの間10%程度下がり20万円ほど安くなりました。

    この他に直面した問題としては固定資産税があります。私はソ-ラ-を父が所有する山林に設置し始めました。ソ-ラ-を設置すると地目は変わらなくても課税地目は雑種地になると聞いていました。私はソ-ラ-パネルがある投影面積だけが雑種地として課税されると思っていましたが税務署の人からソ-ラ-パネルを含む一筆書きで囲まれた土地全部が対象となると通知されました。そのためソ-ラ-とは無関係の雑木林までが雑種地としての固定資産税を払わねばならなくなりました。分譲物件の場合無駄な土地を買わされる事はないでしょうからこの点はいいと思います。

    一方、昨年父が亡くなったため相続税の問題も発生しました。雑種地の評価は近隣の同様に使われている土地に準ずる事になっており私の場合は宅地並み課税になってしまいます。幸い市街化調整区域だったので評価を宅地の半額に減らして提出し遺産総額が基礎控除を超えなかったので無税で済みました。親の土地でソ-ラ-をやる場合、元々宅地ならしょうがありませんが山林や畑地など評価の安い土地は生前贈与や売買で名義変更してからソ-ラ-を設置するべきだと思います。今年から相続税の基礎控除額が大幅に下がっていますので親が都心の自宅以外にちょっとした雑種地でも所有してしまうと相続税を払わねばならなくなる可能性が高く注意が必要です。

    • ソーラー大家
      2015年11月1日 at 7:23 PM

      匿名希望様
      コメントありがとうございます。
      おっしゃるとおり評価額の問題はなかなか難しい問題です。
      分筆すればその分筆した箇所のみに限定できるものの、分筆するためには測量等が必要となります。この測量には、土地が広く不整形地程高額な費用がかかります。
      このため、結局固定資産税を今後ずっと余分に払うのと測量及び分筆の費用を負担して分筆するのとどちらをがましかということになり、大抵はトータルではどちらも同じぐらいかかるため、そのままにするということになりがちかと思います。

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