ソーラー大家です。
5月に入り、また太陽光についての問い合わせが増えております。
その中でも多いのが、太陽光発電所の建設について出遅れてしまった、既に売電単価が下がってしまったのでこれから太陽光を始めるのは遅すぎるでしょうか?といったお問い合わせです。
今年度は固定価格買取制度、いわゆるFITが開始して三年目となります。単価(税抜)も一年目40円、二年目36円と比較して32円に下がっているのは事実です。
しかし、おそらく来年度はさらに単価が下がります。来年度はおそらくは買取価格が税込み30円と見込まれていますので、税抜27、8円になると見込まれています。
太陽光発電所の建設に気がついたのが今年、土地の目処が立ったのが今年、資金の目処がついたのが今年であるならば、今の材料で判断するしかありません。
今年より前にはその準備ができていなかったとそこは素直に割り切る必要があります。
その上で、今のある判断材料で発電所を建設するかしないか決めるのがよろしいかと思います。
太陽光発電所を所有すること自体新しいスタイルですし、あくまで発電事業ですので、様々なリスクもありますので、リスクフリー、メンテナンスフリーな事業ではありません。
その上で、不動産や株式、債券、ファンド等と比較してご自身のリスク許容度、期待利回りに見合うのであれば、発電所の建設をご検討されるのがよろしいかと思います。
ソーラー大家は、これまでに多くの方にアドバイスをしたりお手伝いをしていますが、太陽光発電所を持つということは一つの新しい事業を始めるということです。
当然、発電所完成前にも後にも大小のトラブルや壁にぶち当たることがあります。その多くはソーラー大家からしてみるとそれほど大きな壁ではなくご本人のお気持ちさえ固まっていれば容易に乗り越えられるように思えます。
しかし、どうしてもサラリーマン等の他人資本のリスクのご経験しかなく、事業等のご自身のリスクに直面したご経験が少ない方だと、小さな壁にぶつかったり、当初の計画からずれたりするだけで大きな不安を覚えられ、やはり止めてしまった方がいいのでは、と考えられるようです。
本来であれば、太陽光発電所を所有するは、節税にもなるためサラリーマンの方にも向いている事業ですが、これまでのソーラー大家の経験からは、今までにサラリーマンをされていて全く事業のご経験がない方よりは、既に会社を経営されている方、士業でご自身でビジネスをされている方、自営の方といったビジネスに慣なれている方々の方が太陽光発電所の建設は向いていると思います。
このため、ソーラー大家としても、事業のご経験がある方について特に応援したいと考えておりますので、お問い合わせよりお気軽にご連絡くださればと思います。
なお、偽名でのお問い合わせや、住所や電話番号等の連絡先を教えてくださいと返信しても十分な記載がない方については、大変申し訳ございませんがこちらからはご返信しておりませんのでご理解の程よろしくお願いします。
ソーラー大家さんに同意です。
サラリーマン根性が抜けていない人は、事業に向いていないです。
疑り深くて、方針が定まらず、予定通りにいかないと情緒不安になるなど、リスクを取れないような人が多いですね。
ノウハウなども、タダで手に入れるのが当たり前という感じです。コンサルタント業なんて成り立ちません。
サラリーマンは、会社に行きながら定年を静かに迎える方がいいのではないかと思います。無理にソーラーをやらない方がいいのではないかと強く感じます。
川村様コメントありがとうございます。
太陽光は必ずしも全てのサラリーマンの方が向いていないというわけではなく、川村様がおっしゃられるように、「サラリーマン根性が抜けていない人」には残念ながらあまり向いていないのだと思います。
ソーラー大家や多くの自営の方や経営者の方も多くは当初はサラリーマンで、どこかで一歩踏み出しているわけです。
太陽光以外にも事業は他にもありますが、ソーラー大家としては今の時点で行える事業としては、単価が下がった今年の段階でも太陽光は最もやりやすい事業の一つだと考えています。
ただ、太陽光もリスクフリーの事業ではありませんし、取れるリスクの許容度等も個人により異なりますので、各人で十分にご検討くださればと思います。
私は現役のサラリ-マンですが6基、90Kwのソ-ラ-をやっています。ただ私にはソ-ラ-を始められるバックグラウンドがありました。まず貯金、父の土地、会社で2年間ソ-ラ-の部材を製造する事業部に居た事、山林の伐採といった山仕事に若い頃からなれていた事、コンクリ-ト工事も出来る事、そして私自身エンジニアでした。一般の文系サラリ-マンが色々な要素を含むソ-ラ-をやるのは難しいと思います。