ソーラー大家です。
米国商工会議所のとある委員会でエネルギー系がテーマのセッションがあったのでアメリカ人の友人と一緒に参加してきました。参加者は私以外は全員アメリカ人だと思います。
参加者の中でお二人程メガソーラーを手がけている会社の社長さんがいらっしゃったので情報交換をしました。
苦労しているのはやはり土地の問題と電力会社との対応だとのことです。土地の取得方法は、20年リースの会社と購入の会社があったので土地の確保の方法は会社によりばらけているようです。
セッションのメインスピーチは博士によるゼロエネルギー(エネルギーの消費がゼロ)のハウスについてのプレゼンでした。車の燃費表示のように家についても家の設計により変わってくる光熱費等のランニングコストを販売時に開示するべきだとの説明はなかなか興味深かったです。
新しい技術によるコストアップはランニングコストで吸収されるという話はなかなか興味深かったです。
手を挙げて発言する機会を逸してしまったために代わりにここで書こうと思いますが、個人的にはゼロエネルギーのハウスの発想自体には賛同しますが、何も一つの家で全部を完結しようとする必要性はないと思っています。
例えば東京という地価の高いエリアの狭い屋根に太陽光をつけるからコストアップになるわけで、家は家で便利なエリアに採光等を重視して作って、もっと土地の値段の安いエリアに野地置きの太陽光発電所を作れば、トータルでゼロエネルギーどころか消費より生産の方が多い状態にすることができます。
この方法であれば別に一軒家だけでなくマンション在住の方であってもトータルでのゼロエネルギーを達成することは可能ですし、現にソーラー大家は規模の小さい第一号ソーラー発電所だけでもゼロエネルギーは達成しています。
あるものを活かそうとする発想ももちろん大切ではありますが、仮でもいいのではじめからないと思って物事を見るともう少し自由な発想ができるのかなと思いました。
太陽光をかんがえています。場所は山ですが日当たりは良いです。今4時頃には植栽で日当たりが悪くなり5時には日没です。
御社の収益力は良いようですが、光の当たり具合はどうですか?
第一号太陽光発電所の場所的には、NEDOの日照データベースではあまり日照がよくないエリアに入っておりますが、現地の日当りという意味では春から秋までは日当りは良いかと思います。狭い場所に設置したため冬は一部のパネルに影が落ちるため発電量は落ちるかと思います。
パネルを色々検討したのですが、自社の講習受けた工事ししか保証を付けないとメーカーが言ったり、メーカーがハッキリしない。
また銀行が貸しシブリ
をしてるしで今断念しています。