ソーラー大家です。
ソーラーパネルのコーティング剤について取り上げてくださいとのコメントを頂戴したため台湾に問い合わせてみました。
結論から書くとソーラー大家としてはソーラーパネルにコーティング剤を塗ることはお勧めしません。
理由は下記の通りです。
・ソーラーパネル自体がそもそも最低でも25年は持つように設計されている。
・コーティング剤を塗ることで保証の対象外となる可能性がそれなりに高い。
➡実際にパネルの不具合が生じた場合には、コーティング剤が原因ではないと証明出来ない場合には保証が受けられず全損扱い。
・紫外線による化学反応で変質した場合、またはそもそものコーティング機能による太陽光の反射による発電効率の低下のリスクがあると考えられる。
現状ではという但し書きがつきますが、パネルメーカーから推奨されている太陽光用のコーティング剤がない以上、外部の第三者が販売するコーティング剤を塗ることはリスクが高いとソーラー大家は考えております。
蛇足ですが、多くの除草剤に含まれるアンモニアもソーラーパネルに悪影響を与えると言われておりますので、出来る限り使用を避けた方がよろしいかと思います。もちろん、リスクを理解した上で管理上やむを得ず自己責任で使用するという考えもあるかと思います。
但し、ソーラー大家所有の発電所及びソーラー大家が管理する発電所でのメンテナンスにおいては原則上記で記載したコーティング剤と除草剤は使用致しません。
ソーラー大家様
コーティング剤について調べて頂きありがとうございました。
パネルメーカーの推奨のものがない今はリスクが高いですね